
子供は高熱を出しやすいですが、原因不明の38度5分以上の高熱が5日以上続く場合川崎病の可能性があります。
下記をチェックしてみて下さい。

川崎病とは
・原因不明の高熱(38度5分以上)が数日続く
・舌や唇が充血する(いちご状になる)
・白目の部分が充血する
・手や脚が多いそうですが、体にさまざまな大きさや形の発疹が出る
・首にあるリンパ節が腫れる
・手足がむくむ
・手のひらや足の裏が赤くなったりする
これらの症状が複数見られやっと川崎病と診断されるそうです。
あとは熱が下がる頃に手や足の指先から皮膚がむけます。
しかし高熱が出ただけでは最初は何の病気か判別しにくく、数日は様子見になる場合があります。
怖い症状
川崎病で一番怖いのが心臓への症状です。
川崎病は全身に炎症が起こる病気だそうで、酷いと心臓に瘤が出来、最悪死に至る場合もあるそうです。
心臓に瘤が出来た場合は破裂すると命にかかわるので退院後も運動制限が付きます。
早く解熱、治療を開始した方が良いので、高熱が出る場合は早急に病院へ連れて行ってあげましょう。
通常
通常であれば1,2週間で退院で出来る場合が多いそうです。
その後数年に渡り経過観察を行います。
最初は月に1度。その後半年に1度。一年に1度となって、数年経って異常が無ければ溶解になるそうです。

我が子の場合
一日目はインフルエンザの可能性を考え様子見をし、二日目に40度前後の発熱があり病院へ。
インフルエンザの検査などをして帰される。
その後40度前後から変わらず心配な私は毎日病院へ行き、確か発熱から4日目に舌が赤くなり川崎病かもしれないと大きな病院への紹介状を書いて頂き、大きな病院へ緊急入院しました。
診断が確定するのが発熱後5日経過してからと言う事だったのですが、とりあえず治療開始。
点滴と心電図を付け自由に動けず、発熱が凄くうなされており、熱が下がるまで本当に可愛そうでした。
熱が下がったのが発熱から一週間後でした。
その後も数日寝たきりだったので体力が無く、座る事さえままならなくなりました。
うちの子は心臓にかなり負担が掛かっていたそうで、通常は一つ目のお薬で治るそうなのですが、うちの子は二つ目のお薬を使用する事になりました。
早急に治療をして頂いたお陰で心臓に瘤が出来る事も無く無事回復しましたが、結局三週間入院しました。
本来であれば一か月は入院しても良いくらいだったそうですが、子供のメンタルが不安定になり、先生の判断で、しっかりお薬を飲む事を条件に退院させて頂きました。
我が子の場合はお薬を飲まなければ血栓ができるかもしれないとの事で、退院後一か月お薬を飲み続けました。

その後5年間経過観察をして事なきを得ましたが、もしも心臓に瘤が出来ていたら一生運動制限付きの生活になっていたかもしれません。
現在発熱があると何が原因かわからず不安になると思いますが、川崎病だった場合命の危険もあるので、風邪の症状が無い高熱が続く様であればすぐに病院へ行きましょう。
通常の先生であれば川崎病だと診断し、大きな病院へ紹介状を書いて下さると思います。
高熱が続く際は、発熱から何日目か、目の色や舌や唇など色々チェックしてみて下さいね。
最後に
川崎病はわかっていない事が多いそうで、予防法などは無いそうです。
人に移す病気では無いですが、強いて言えば兄弟間で発病する場合が多いそうですので、川崎病を発症した兄弟が居るのであれば、他の兄弟が高熱を出した際は医師に伝えておくと診察がスムーズになると思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。