
出産は命がけだった昔に比べ、安全に出産出来る幸せな時代だとは思いますが、普通分娩の痛さは今も昔も変わりませんよね。
私の個人的な痛かったランキングをお伝えします。
もし良ければ出産を控えていらっしゃる方は参考までに、産後の方は、私はこうだったな~など、気軽に読んでみて下さいね。

一位・陣痛
出産前は出産と陣痛がごっちゃになっていましたが、陣痛と出産は違います。私的に、ですが。お産と言う点で一緒かもしれませんが、詳しくはわかりません。
ただ出産よりも陣痛が痛いです。
例えるならば、内臓をぐるぐるにかき回され、掃除機で引きずり出される様な痛さでした。
痛みのレベルが違い過ぎて、耐えられる限界値を超える痛みです。
二位・内診ぐりぐり
出産前の先生による子宮口の確認作業的なヤツですが、物凄く痛いです。
陣痛が鈍痛なら、こちらは鋭利な痛みです。
看護師さんにしてもらった子宮口の開きの確認も物凄く痛かったです。
三位・出産
コチラは赤ちゃんの頭の大きさによります。
陣痛で感覚が鈍り、会陰切開の麻酔もあったので、一人目は出産に痛みはあまり感じませんでしたが、二人目は頭が大きかったのもあり物凄く痛かったです。
一人目のイメージがあった分、余計に痛みに驚きました。

四位・後陣痛
二人目出産後限定ですが、後陣痛が凄く痛かったです。
一人目のイメージで、出産直後はスッキリして、赤ちゃんに会えた喜びで幸せな気分だろうと思っていた所、全く痛みが治まらず、その後数時間苦しめられました。
子宮口6センチ~7センチ程度の陣痛の痛みがずーっと続いている感覚で、しかも出産と言う終わりが見えない痛みとの戦いで、本当に辛かった記憶があります。
五位・乳腺炎
産後の最大の痛みは乳腺炎でした。
ごりっごりに張って、ほぼ打ち身の様な痛みで、体温は40度前後の中、痛みと高熱に耐えつつマッサージしなくてはいけないので、地獄の苦しみでした。
六位・会陰切開
陣痛で痛みが鈍っていますが、私はとても痛くて、切開中の先生にキレました。
その後麻酔を打ってくれたので痛みはすぐに治まりましたが、やっぱり体を切られるって痛いです。
噂では会陰切開は痛くないと聞いていただけに痛さに驚きました。
出産が安産だったからかもしれません。
二人目は頭が大きすぎて、会陰切開して欲しいと出産中にお願いをし、痛みはあまり感じませんでした。
いきみは来ているのに頭が大きく、出ない苦しみに方が辛く、出口がマヒしていたのかもしれません。
七位・会陰切開の傷跡
そりゃ切って縫ってした痕に座ると体重が掛かって痛いですよね。
しかも私は先生が下手だったのか、二人目の時だったので、失敗されているのかな?と思い、出産の先生とは違う先生の診察の時に抜糸してもらったのですが、キツメに?縫われた様で引き攣れをおこしていたらしく、抜糸するとだいぶ楽になりました。

八位・授乳
男の子は吸引力が強く、乳首が切れます。めちゃくちゃ痛いです。
私は早産気味の為、毎回おっぱいマッサージが出来なかったので、何のトレーニングも無いまま吸わせたので、授乳の度に毎回切れていました。
出血まではいかなかったですが、酷い人だと乳首が裂けたり大量に出血する人もいるそうです。
その吸引の痛み+、おっぱいの張りが辛かったです。
我が子達は吸うのが下手だったので、ずーっと張っており、抱っこも辛いほどの痛みでした。
私には、よくある幸せな授乳シーンは無縁でした。
九位・筋肉注射
微量の出血があったため、筋肉注射をしたのですが、普通の注射よりだいぶ痛かったです。
それ以上に痛かったのが、和通分娩の為の筋肉注射でした。
こちらは二人目の出産の時に、上の子の面倒を見れる様にと体力温存の為に行ったのですが、ギリギリまで陣痛を無駄に我慢してしまい、麻酔が効く前に出産になったのでほぼ意味はありませんでしたが。。。
陣痛中に打ってもらったのですが、陣痛中にも関わらず、痛い!と思わず言ってしまう程の痛みでした。結果陣痛が一回飛びました。
看護師さん曰く、やっぱりどの妊婦さんも陣痛よりも痛いと言われるそうです。
ただ痛いのは一瞬なので、九位となりました。
十位・胎動
女の子はそこまで痛かった記憶は無いですが、男の子はろっ骨を折られるかと思う程の蹴りに合いました。
臨月間近になると赤ちゃんも力強くなるので結構痛いです。特に寝ようとしているタイミングが多かったので、安眠が出来ずしんどかった記憶があります。
可愛いんですけどね。
ただ本当にろっ骨が折れてしまった方もいるそうなので、ろっ骨を蹴られる場合は大勢を変え、お腹の柔らかい所を蹴ってもらえる様にすると良いかもしれません。

最後に
お産は人それぞれですし、痛みの感じ方も人それぞれ。一人目と二人目でも結構違いがありました。
出産は事故に遭って、全治数か月のダメージと同じくらいのダメージを負うそうです。
なのに痛い事の連続で、かなりの負担が母体に降りかかってきます。
ただ、その負担以上に我が子は可愛く、二人目を作る事に一切迷いはありませんでした。
なので結局その程度なのだと思い、もっと痛くなるはず!と思いながら乗り切れば、きっと大丈夫です。
もしも出産を控えた方が読んで下さったのであれば、不安をあおってしまい申し訳ないですが、この痛みも辛さもぜーんぶ帳消しになるくらいの可愛さに出会えるので、頑張って出産に挑んで下さいね。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。