過酷な主婦。日本の現実2

男女平等が当たり前な風潮になっていますが、どうしても拭えない男尊女卑第二弾。

離婚を前提に結婚する方はいないと思いますが、念の為頭に入れておいた方が良い、私が目の当たりにした子持ち主婦の身近な男尊女卑についてお話します。

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働けない

家計の為に、離婚に向けて、自分の時間確保の為にと様々な理由で働きたい方は沢山いますが、いくら働きたくても子持ちの主婦は中々雇ってもらえません。

現在は保育園すら入るのが難しい地域も多く、保育園も決まっていなければせっかく仕事が決まっても預け先が無ければ無意味になってしまったり、保育園に入れたとしても病理保育はさらに少なく、個人でベビーシッターを雇えばかなりの金額になり、パートだと保育代の方が高いなんて事も少なくありません。

夫婦そろっていても生活に困っていても、子供を抱えていては働き先が中々無いのが現状です。全く子持ちの主婦に優しくないのが現在の日本です。

働けたとしてもモチロン肩身は狭いです。休んでいるのだから申し訳なく思うのは当たり前ですが、会社によっては酷い対応をされるところもあるそうです。

子供は母親が連れ歩いて当たり前

男性はパッと子供を置いて出て行けますし、離婚するにしてもかなり身軽です。

お葬式などの理由で数日出ていくにしても、母親は子供を連れて出ていくのに対し、父親は一人で出ていきますよね。

何故なのでしょうか。

きっと普段からお世話をしていないからですよね。

父親が学校の用意も何もわからない、自分ではお世話が出来ないから、そもそも子供を連れて家を出る、又は、奥さんだけが家を出ると言うイメージがないのだと思います。

女性は子供を手放す気は無い方がほとんどだと思うのでそこは別に良いですが、良くも悪くも離婚の際には当たり前に女性側が親権を持ち、一人で育てます。

子供が産まれても生活はほぼ変わらず遊びにも行けますし、女性に比べ男性はかなり身軽だと思います。

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離婚後の養育費

離婚の際養育費は収入によって決まりますが、払わなくなる男性が沢山います。

周りでも一切貰っていないと言う方も何名もいます。貰えたとしてもたった数万円。

きっと口約束だけでも養育費をしっかり払い続けてくれる方ならば、そもそも離婚に至っていないのかもしれませんが。離婚の時にしっかりと取り決めをしないといけません。

そもそもしっかりと誓約書で取り決めをしておかないと、払わなくなった養育費さえ差し押さえも出来ません。DVなどで必死で逃げたシングルマザーには理不尽です。

しかも子育てがたった数万円で出来るはずがありません。働きながらの子育てがいかに大変か。たった数万円払うだけで父親面出来る男性は恵まれていると思います。

中には奥さん側の有責で離婚に至ったのに親権を取れず、本当に子煩悩で、子供と一緒に暮らせなくて悲しい思いをし、養育費をしっかり払ってくれる男性もモチロンいます。ですが、二人の子供のはずなのに無責任な男性が世の中には沢山います。

私の身近な方たちの現実を踏まえると、きっと子煩悩で養育費もしっかり払ってくれる様な方なら中々離婚に至らないと思うので、必然的に残念な事になってしまうのだと思います。

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お給料

会社にもよるとは思いますが、男性に比べ、どうしても女性の方がお給料が低いです。

仕事量の差かもしれませんし、それだけ男性が頑張っているから当たり前なのかもしれませんが、やっぱり低いです。

そのせいでシングルマザーの家庭の貧困率が高いのです。事務仕事では20万以下なんてザラ。酷ければ手取りで12,3万円なんて事も。

そして養育費も支払われなければ困窮するのは明らかです。資格や産前から働いている会社などがあれば別ですが、離婚後新たに職を探すとなれば、小さな子がいると就職すら中々難しいのです。

そして無事に就職が出来てもお給料が低く、お給料を上げたくても子育てをしながらだと残業も難しく、子供が体調を崩せば休むしかなく、一人で育てるのはかなり大変です。

そのせいで旦那さんがDVでもモラハラでも、子供の生活の為にと自分を押し殺して生活をしている方が沢山います。

いくら母子手当を支給されても生活に困るシングルの家庭は少なく無いのです。

親に頼れば良いと思われる方もいると思いますが、世の中頼れる親ばかりでは無いのです。

もちろんシングルで一念発起し、看護学校へ行って看護師さんになったり、起業したりと凄いシングルの方もいます。

ですがそれって簡単に出来ないから話題になるんですよね。みんながみんな、何でもできる訳ではありません。まだまだシングルマザーには大変な時代なのです。

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最後に

いかがでしたでしょうか。これが子育てをする主婦の現実です。

昔は専業主婦が主流で家事育児だけをすれば良かったですが、その名残で共働きが主流になった現在でも家事育児は女の仕事だと思われています。無意識に。

もちろん協力的な良いパパが居るのも確かですが、それは極まれな、恵まれた家庭だと言わざるを得ません。残念な事ですが。

私の勝手な統計では、家事育児に積極的な旦那さんがいる夫婦は10組に1組程でしょうか。もっと少ないかもしれません。

残念ながら収入ではどうしても男性に頼らざるを得ませんし、稼いできてもらう為には家事育児の負担は女性が多くなるのは仕方が無いです。

ですがそれを加味しても、女性の負担が多過ぎるのが現状です。

そりゃ未婚率が増え、出生率が下がって当たり前ですよね。この現状で二人目、三人目なんて怖くて産もうと思えなくても当たり前ですよね。

ご主人選びはしっかりと、結婚後はしっかり話し合い、お互いに気持ちよく過ごせる様に心掛けましょう。

DVやモラハラを受けながら生活するよりはマシですが、どうしても離婚後には女性側に大きな負担が来ます。もっと女性に優しい世の中になって欲しいですね。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。