聞こえにくい。そう言われた時の対処法。子供が聞こえにくい場合も

おじいちゃんおばあちゃんと話す時、聞こえない、聞こえにくいと言われる事ってありますよね。

今はマスク装着時に話す事も多く、特に聞き取りにくくなっています。

そして怖いのが子供に聞こえにくいと言われた時。不安で心配になりますよね。

そんな時、少しでも話しやすくなる方法をお伝えします。

とりあえず耳鼻科へ

何はともあれ一度耳鼻科に連れて行ってあげて下さい。

お年寄りに意外と多いのが耳垢のせいで耳が詰まり、聴力が落ちている場合があるのです。

これは子供でも起こり得ます。子供が聞こえにくい場合の原因の大半がこれです。

めん棒で奥に押し込んでしまい、耳垢がコルクの様に詰まってしまうのです。耳栓をしているのと一緒ですね。

なので耳垢を取ってもらうと一気に聞こえる様になる方がちらほらいるのです。

そして聴力低下の原因は病気の可能性もあるので、治療で治る可能性があります。

短期間で急激な聴力低下は突発性難聴の可能性もあるので、とりあえず耳鼻科に行きましょう。

そして病院に行った上で、老化による聴力低下だと診断された場合に有効なのが下記になりますので、もし良ければ試してみて下さいね!

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大声よりもゆっくり話す

その方の聴力にもよりますが、ただただ大きい声だと、音としては聞こえているが、何を言っているのかわからないと言った状態になります。

なので、無意味に大きすぎる声は少し控え、ゆっくり話してみましょう。

大声で喚くよりも、少し音量を下げて、ゆっくり話してみて下さい。

こちらの体力も消耗しなくて済みますし、相手も聞き取りやすくなります。

そしてなにより、ただただ大きい声で話されると、怒鳴られている気になってしまう方も大勢います。

怒鳴られて指示されると悲しくなりますよね。

優しい声色で、ゆっくり活舌良く話しましょう。

口元を見せる

読唇術とまではいかなくても、口の動きを見て話されるご老人は多いです。

目を見て口元を見せながら話すと、聞こえやすさがグッと上がります。

マスク着用で難しいかもしれませんが、お仕事柄フェイスガードなどを付けられる環境であれば、口は大きく動かして話してみて下さい。

そうすると口の動きから予想が出来、お互いが楽に会話が出来ます。

普通の音量で耳元で話す

上記と真逆ですが、大きい声だと音が割れてしまうので、耳元でゆっくり話してみて下さい。

離れていると他の音も交じって聞こえにくくなってしまいますが、耳元であれば他の音が混じりにくく、言葉がストレートに伝わりやすくなります。

カラオケで話すのと同じ感じだと思って頂けると分かりやすいと思ます。

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文章で話す

意外と知られていないのが、文章で話す方が聞き取りやすくなる事です。

わかりやすい様にと単語で伝える方も多いと思いますが、人間の脳は優秀なので、聞き取りにくかったとしても、前後の会話から文を成り立たせる事が出来るのです。

なので出来れば少し文章にし、前後の脈略のある言葉にして伝えてみて下さい。

カギを持って欲しいとすると「カギ!」では無く、「家の鍵を持って!」など、長文になり過ぎない様に話してみて下さい。

カギだけですと、カニかのカキなのか、何を言っているかわからなくなるのです。

家の、と付け加えると、家の鍵。と変換し、理解しやすくなるのです。

そして出来れば「家の・カギを・持って」とゆっくり区切りながら話してみて下さい。

違う言い方で伝える

人の耳は基本的に衰えてくると、母音あいうえおは聞き取りやすく、それ以外の子音が聞き取りにくくなっています。

なのでもし単語でも文章でも聞き取れない場合は、例えば「朝ごはん」だったら、「あ」は聞き取りやすいと仮定し、次の「さ」が聞き取れないのであれば、「さしすせそのさ」で、「朝ごはん」と伝えてあげる。

この場合「ぁさごはん」のイメージで、子音を強調してみて下さい。

7時に約束したいのであれば、「1234567の7時」など、1と7は特に聞き取りにくいので、1から順番に伝えればしっかり伝わります。

そして、「しちじ」や「ひちじ」などでは聞き取りにくいので、出来れば、「1234567のななじ」と言えば高確率で伝わります。

それに手と指で7を作って見せてあげれば完璧です。

イライラしない

イライラしながら話すと、相手にもイライラが伝わり、慌ててしまい、聞き取りもしにくくなってしまいます。

出来れば優しく、ゆっくり、穏やかに話しましょう。

イライラ早口で怒鳴りつける様に話してしまっては、逆に聞き取れず、余計にイライラしてしまいます。

自分もいずれ行く道です。イライラせず、ご老人には穏やかに接しましょう。

声色を変えてみる

地獄耳って聞いた事ありませんか?

あれは聴力によって人それぞれ得意な音域と苦手な音域があり、文句を言われている時の、ぼそぼそとした音域が得意な方が文句だけはしっかり聞こえていたのが元では無いかと私は思っています。

なので、普通に話している時は聞こえていないのに、「聞こえてないね」と家族にボソッとつぶやいた声だけ聞こえており「聞こえてる!」と怒り出してしまう方もいるのです。

なので高い声や低い声など、色んな声色を試してみて下さい。

聴力が悪い方でもきっと聞こえやすい音域があるはずなので、そこを見つければ声が小さくても楽に聞こえるかもしれませんよ。

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最後に

聴力によって聞こえ方は様々です。

なのでどの方法で伝わるのかはわかりませんので、とりあえず全部試してみて下さい。

そうすれば大事なおじいちゃんおばあちゃんと、今までよりもスムーズに会話が出来るかもしれません。

みんなで楽しく会話が出来る事を願っています。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。